セキュリティ需要を受けアプティがWindows画面情報端末を出荷

日川佳三

2005-03-31 18:47

 業務用プリンタなどを販売するアプティは3月31日、セキュリティ需要に合わせてWindowsの画面情報端末「SecureTerminal」の販売を開始した。価格はオープンで、初年度の販売計画は3万台。

 SecureTerminalは、Windowsの画面だけを表示するシンクライアント。磁気ディスクを備えないため、情報の漏えいを防止する効果が高い。メンテナンスの必要がないため、TCO(総管理コスト)の削減にもなる。

 使用可能な画面情報プロトコルは、WindowsのTerminal Serviceが使う標準プロトコルであるRDP(Remote Desktop Protocol)と、米Citrix Systemsが開発したMetaFrameで用いるICA(Independent Computing Architecture)の2種類。これに加え、IBM製メインフレームの3270/5250ターミナルエミュレータもアプリケーションとして搭載した。

 SecureTerminalのモデルは2種類を用意。OSにWindowsCE .NET 5.0を採用した「T500」と、Windows XP Embeddedを採用した「T511」である。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    Pマーク改訂で何が変わり、何をすればいいのか?まずは改訂の概要と企業に求められる対応を理解しよう

  2. セキュリティ

    従来型のセキュリティでは太刀打ちできない「生成AIによるサイバー攻撃」撃退法のススメ

  3. 運用管理

    メールアラートは廃止すべき時が来た! IT運用担当者がゆとりを取り戻す5つの方法

  4. セキュリティ

    AIサイバー攻撃の増加でフォーティネットが提言、高いセキュリティ意識を実現するトレーニングの重要性

  5. セキュリティ

    最も警戒すべきセキュリティ脅威「ランサムウェア」対策として知っておくべきこと

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]