インターネット総合研究所(IRI)は4月6日、同社が現在11.1%を出資する日本インターネットエクスチェンジ(JPIX)が4月11日に実施予定の第三者割当増資を引き受け、IRIの持分法適用関連会社とすることを発表した。
JPIXは、日本初となるインターネット業者間の相互接続サービス拠点だ。今回の第三者割当増資引き受けは、IRIグループとの連携関係をさらに強化し、両社がシナジー効果を一層発揮することを目的としたもの。第三者割当増資によってJPIXが発行する株式数1800株のうち、IRIが引き受ける株式数は650株で、増資後のIRI出資比率は17.4%となる。
2005年6月期のIRI業績(連結)に与える影響としては、JPIXが増資前に実施する配当に対して持分法を適用するため、持分法による投資利益2900万円(営業外収益)を見込んでいる。