サン・マイクロシステムズは4月20日、Java 2 Platform, Enterprise Edition(J2EE)1.4準拠アプリケーションサーバソフトウェアの新版Sun Java System Application Server 8.1の販売を開始した。
新版では、システム管理および監視機能を拡張したほか、パフォーマンス、スケーラビリティ、システム診断、トラブル対応などの機能を向上させた。複数のマシンで構成される複雑な大規模システムにおいても、セキュリティ保護された状態でリモート管理できる。標準の開発キットには、Java 2 Platform, Standard Edition(J2SE)5.0を採用した。
アプリケーションサーバの基本機能を集約したPlatform Edition、企業システムでの標準的な利用を想定したStandard Edition、基幹業務や通信/金融など最高レベルの可用性が求められる用途向けのEnterprise Editionという3種類の製品を用意する。各製品の税別ライセンス価格は以下の通り。
- Platform Edition:無償
- Standard Edition:1CPU当たり48万円
- Enterprise Edition:1CPU当たり162万円