NECソフト、入退室管理システム「BiodePass」に虹彩認証を追加

エースラッシュ

2005-06-06 17:37

 NECソフトは6月6日、指紋認証や顔認証に加えて虹彩認証機能も選択できるようにした複合認証入退室管理システム「BiodePass」の販売を開始した。

 近年では、個人情報保護のために厳密な入退室管理が求められている。「BiodePass」は、現場での使い勝手のよさと、高セキュリティを両立させるというニーズに応えたものだ。

 この製品は生体認証を活用した複合認証入退室管理システムであるため、認証カードなどを必要としない。それでいて万人不同であるため、安全性も高いというわけだ。認証エンジンは同社が独自開発した指紋認証システム「FingerThroughII」、顔検出・照合エンジン「NeoFace」に加え、シーベル社の虹彩認証システム「IrisAccess3000」が使用されている。

 ユーザーの登録等はパソコンから行い、3種の認証方式を最大2つ組み合わせて使用することができる。また、オプション機能として「高機能カメラ監視システム」との連携を可能としている。

 価格はハードウェア込みで税別1セット300万円から。同社では今後3年間に100セットの販売と、SIおよび保守を含めて約5億円の売上げを見込んでいるという。

NECソフト

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. ビジネスアプリケーション

    Google が推奨する生成 AI のスタートアップガイド、 AI を活用して市場投入への時間を短縮

  2. ビジネスアプリケーション

    AI活用の上手い下手がビジネスを左右する!データ&AIが生み出す新しい顧客体験へ

  3. セキュリティ

    MDMのよくある“12の悩み”を解決!Apple製品のMDMに「Jamf」を選ぶべき理由を教えます

  4. セキュリティ

    高まるOTセキュリティの重要性、侵入による「ブランド価値低下」を多くの企業が指摘

  5. クラウドコンピューティング

    Webアプリケーションにおけるセキュリティリスク トップ10を理解し、適切に対処するための方法を知る

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]