トランスコスモスは8月24日、ウェブサイトの運営と品質向上を目的としたオンサイト型のアウトソーシング「オンサイトウェブマスター」の提供を開始した。常駐用のスタッフは約350人で、トランスコスモスから派遣する。売上目標は、初年度6億円、2年で20億円である。
ウェブマスターのスキルを持つ専任スタッフを顧客企業に常駐させる。サイトの運営、コンテンツ更新時の操作、障害発生時の対応、などの作業を提供する。背景には、制作会社にコンテンツの制作だけを発注している企業の多くは、専任の運用担当者を雇用していないという状況がある。
想定する主なターゲットは、コンテンツ提供サイトを運営する企業や、コンテンツ更新頻度の高いマスコミ系サイト、不動産会社などサイト構成が複雑になりがちな企業、金融機関、ブランド性を重視する自動車メーカーや化粧品会社である。