Microsoftが、「Windows Server 2003 R2」の製品候補版「Windows Server 2003 R2 Release Candidate 0」をリリースした。Windows Server 2003 R2は、2005年3月にリリースされたサーバOS「Windows Server 2003 Service Pack 1」のアップデート版で、当初の予定通り2005年後半にリリースされる見込みであるという。
R2は、Microsoftから有償で提供されるアップグレードだ。同社は、オペレーティングシステムの中核的なコンポーネントを変えることなく、機能を追加することで、テストにかかる負荷の軽減を図った。同最新版には、既に機能パックとして提供されいたプログラムも含まれ、改善されたブランチオフィスサーバ機能やストレージ管理機能なども搭載されるという。R2では、Standard Edition、Enterprise Edition、Datacenter Editionの3つのエディションが用意され、32ビット版および64ビット版のx86チップをサポートする。ただし、同アップデート版は、IntelのItaniumプロセッサはサポートしないという。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ