三菱電機、128ビットブロック暗号Camellia採用のセキュリティソフトを出荷

ニューズフロント

2005-09-29 21:57

 三菱電機は9月30日、128ビットブロック暗号Camelliaを採用した情報漏えい防止ソフトの新製品「三菱ファイル暗号ソフトウェア MistyGuard Ver.1.30」の販売を開始する。

 Camelliaは、NTTと三菱電機が2000年に共同開発した暗号技術。2005年5月に国際標準規格であるISO/IEC18033として採択されている。新製品は、このCamelliaの採用やインストール機能の改善により、操作性を向上させた。

 具体的には、「配布用自己解凍型暗号化機能」を実現する暗号技術としてCamelliaを使うことで、電子メールで機密情報をやり取りする際、受信側PCに復号用ソフトを導入する必要がなくなった。また、PCへの導入時に使用するドライブやフォルダ、機能を指定するポリシーを、複数PCへの導入作業の途中で変更可能とした。これにより、インストール作業の効率化が図れる。

 対応OSは日本語版、Microsoft Windows 2000 Professional SP4以降、Windows XP Professional SP1以降となっている。

 製品の製造、販売、保守は、三菱電機インフォメーションシステムズが担当する。10月26日から28日まで東京ビッグサイトで開催されるSecurity Solution 2005に、出展する予定だ。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    セキュリティ担当者に贈る、従業員のリテラシーが測れる「情報セキュリティ理解度チェックテスト」

  2. クラウドコンピューティング

    生成 AI の真価を引き出すアプリケーション戦略--ユースケースから導くアプローチ

  3. セキュリティ

    サイバー攻撃の“大規模感染”、調査でみえた2024年の脅威動向と課題解決策

  4. セキュリティ

    IoTデバイスや重要インフラを標的としたサイバー攻撃が増加、2023年下半期グローバル脅威レポート

  5. セキュリティ

    従業員のセキュリティ教育の成功に役立つ「従業員教育ToDoリスト」10ステップ

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]