チェコ・ポスト、電子署名サービスにサイバートラストのPKIソリューションを採用

CNET Japan Staff

2005-12-09 18:15

 Cybertrustは12月7日、チェコ共和国最大の郵便サービスサプライヤーであるCzech Postに電子署名サービスが採用されたことを明らかにした。

 Czech Postは、チェコ共和国内で認可を受けた電子認証提供業者3社のうちの1社で、電子署名サービスを使って、チェコ共和国の市民が租税申告、年金、保険証、法律および社会保障関連の書類をオンラインでセキュアに取り扱えるようにする。

 今回採用されたのは、Cybertrustが提供する「UniCERT」のPKI(Public Key Infrastructure:公開鍵基盤)。これで、電子証明書の一括大量発行、発行および取り消しを行えるようになった。

 UniCERTは、オンライン租税申告や法律文書のオンライン提出などにおける鍵管理や、e-ビジネス向けのセキュリティ、アイデンティティの確立などに用いられる。Cybertrustの現地パートナーであるICZがカスタマイズし、納品した。

 Czech Postは、電子署名証明書を190チェコ・コルナ(約840円)で提供。また、自動電子署名認証のためのアプリケーションを2856チェコ・コルナ(約1万4000円)で販売する。現在は主要支店でのみ販売されており、2007年までに全国で利用可能にしたい考えだ。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    警察把握分だけで年間4000件発生、IPA10大脅威の常連「標的型攻撃」を正しく知る用語集

  2. セキュリティ

    まずは“交渉術”を磨くこと!情報セキュリティ担当者の使命を果たすための必須事項とは

  3. セキュリティ

    「2024年版脅威ハンティングレポート」より—アジアでサイバー攻撃の標的になりやすい業界とは?

  4. ビジネスアプリケーション

    Microsoft 365で全てを完結しない選択、サイボウズが提示するGaroonとの連携による効果

  5. セキュリティ

    生成AIを利用した標的型攻撃とはどのようなものなのか?実態を明らかにして効果的な対策を考える

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]