2005年世界半導体市場、前年比5.7%増の2350億ドルに--ガートナー

目黒譲二 2006年04月18日 21時58分

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 ガートナージャパンは4月18日、世界半導体マーケットシェア調査において、2005年の世界半導体市場(確定値)が前年比5.7%増の2350億ドルとなったと発表した。これは、2000年の半導体市場の売上高(2230億ドル)を上回る過去最高の記録となる。

 ガートナーのリサーチ・バイス・プレジデントであるRichard Gordon氏は、「半導体売上に占める割合が最も大きなアプリケーションは、2005年も依然としてPCと携帯電話だが、MP3オーディオプレーヤーの人気がフラッシュメモリベンダー各社の急激な成長に貢献している」と述べている。

 2005年の実績を見ると、PC向けの高い需要に牽引されてIntelが引き続き半導体メーカー首位の座を維持した。同社の売り上げの成長率は12.6%で、市場平均の倍以上を記録している。

 コモディティメモリの需要に大きく後押しされたSamsung Electronicsは、DRAM、SRAM、NAND型フラッシュメモリと、メモリ市場のほとんどの分野でトップの座を占めている。

 また、Hynix Semiconductorが初めてトップ10入りを果たした。2005年のNAND型フラッシュメモリの売り上げは15億ドルで、前年の2億1200万ドルから約600%という大幅な売上増加を記録している。Hynixの企業全体としての成長率は23.1%で、半導体メーカー上位10社の中で最も高い成長率を示している。

 一方、2005年NAND型フラッシュメモリ市場全体の成長率は、前年比71%増となっている。その他急成長を遂げている分野としては、COMSイメージセンサ(28%増)や民生機器向けASIC(14%増)などがある。これに対し、Texas Instrumentsが市場リーダーとなっている無線通信機器向けASICの成長率は9%増だった。

 アジア・パシフィック地域における売上増加という地域的なトレンドは2005年も変わらず、中国、台湾、韓国、シンガポールを含むこの地域における半導体売上は、世界全体の売り上げの44.5%を占めており、2005年の前年比成長率は11%増だった。これに次ぐ4%増という成長率を記録したのは、EMEA(欧州、中東、アフリカ)地域で、北米と中南米は1%増、日本は横ばいで0.2%増となっている。

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