日立製作所とミラクル・リナックスは5月23日、Linuxカーネルの新機能追加、更新、修正などの情報をシステムインテグレータに提供するサービス「Linux修正情報提供サービス」の販売を6月1日に開始すると発表した。
同サービスでは、Linuxカーネルの追加機能や修正情報を定期的に提供することで、「システム高信頼化と、構築、運用サービスの高付加価値化を支援する」(両社)。定期的にレポートを発行する「修正情報解析レポート」と、レポートに対する問い合わせなどに対応する「レポート発行およびレポート問合せ対応」という2種類のメニューを用意する。
修正情報解析レポートは、Linuxカーネルの修正情報と修正情報の集計データ、影響度などを独自に分類してレポートを作成し、Linuxディストリビュータのアップデートパッケージ提供に合わせて定期的に発行する。税込み価格は年額315万円。レポート発行およびレポート問合せ対応は、解析レポートの内容に対する技術的な問い合わせに回答するサービス。税込み価格は年額504万円からとする。
対象Linuxディストリビューションは、Red Hat Enterprise Linux AS 4とMIRACLE LINUX V4.0-Asianux Inside(予定)となる。