Novellは5月17日、Linuxのデバイスドライバの互換性問題を解決する手法の提供開始とその詳細を発表した。
この新たなドライバ提供手法によりユーザーは、Novellによるカーネルのアップデートとは別個にドライバが入手できるようになる。一方、Novellの「SUSE Linux Enterprise」製品のためにデバイスドライバを開発するハードウェアおよびソフトウェアベンダーは、自社製品のためのLinux用のドライバやドライバのアップデートを、顧客に直接かつ透過的に提供することができるようになる。
今回の新たなLinux提供手法は、今夏に出荷予定の「SUSE Linux Enterprise 10」に組み込まれる。Novell SUSE Linux Enterprise Server 9 SP3ではすでに利用可能となっている。