日本ヒューレット・パッカード(日本HP)とフェリカネットワークスは5月31日、FeliCa対応次世代サーバに関するライセンス契約を締結したことを発表した。日本HPは、このライセンス許諾に基づき、FeliCa対応次世代サーバ「HP IC-Chip Access Server for FeliCa」を開発。2006年8月より販売を開始する。
新サーバは、ネットワークを経由したFeliCa ICチップへのアクセス、認証された機器間での安全な鍵情報の交換をするためのサーバミドルウェア製品。たとえば、電子マネーやクレジットカードなどの決済、電車/バスなどの交通サービス、ポイント、電子チケット、電子キーなどのサービスにおけるトランザクションを高速に処理できる。
通信業者向けおよび一般事業者向けの製品が用意されており、8月に通信事業者向け製品の出荷を開始し、その後一般事業者向けの出荷を開始する予定だ。