オープンソースソフトウェア(OSS)システム開発を手がけるワイズノットと、IP電話サービスのフォーバルは6月12日、互いの顧客基盤拡大に向けて業務提携すると発表した。ワイズノットの発行するIT業界向けフリーペーパー「NEXTWISE」でフォーバルのサービスを紹介するほか、フォーバルが営業先などにNEXTWISEの配布を行う。
ワイズノットは、NEXTWISE上にフォーバルのIP電話サービス「FTフォン」の導入事例などを掲載する。誌面にはフォーバルの顧客企業専用の広告枠も設け、広告出稿を促す。またフォーバルの顧客に、ワイズノットのOSSシステムや人材派遣の提案を行っていく。
フォーバルでは販促、告知媒体として、NEXTWISEを毎月約1万部配布する予定。またワイズノットの顧客に対して、自社のIP電話サービスなどを提案する。
両社は業務提携の一環として、5月1日付けでビジネスソリューション事業会社「プロセス・マネジメント」を設立した。資本金は8000万円。ワイズノットが51%、フォーバルが49%を出資する。代表取締役会長はフォーバルの加納敏行常務、代表取締役社長はワイズノットの嵐保憲社長が務める。