伊藤忠テクノサイエンス(CTC)は7月4日、米Guardiumのデータベースセキュリティ装置「SQL Guard」の販売を開始した。価格は500万円からとする。
SQL Guardは、データベースに対するアクセスログを管理、分析し、セキュリティを確保するための装置。情報漏えいなどの原因究明、企業監査向け資料の収集、解析に役立つという。「米国の大手銀行や欧州の大手金融サービス機関を始め、全世界の金融業界および情報通信業界を中心に100社以上の企業への導入実績がある」(CTC)
導入が容易なアプライアンス製品であり、システムの運用を停止せず導入できる。ネットワーク上でやりとりされるパケットを収集してデータを分析するため、データベース自体にほぼ負荷をかけることなく解析が行える。
今後、CTCはSQL Guardの国内総代理店であるエアーと共同で営業活動やプロモーションを推進していく。今後3年間で売上高10億円を目指す。
なお、CTCでは、強固な関係構築を目的とし、Guardiumに対して約25万ドルの戦略投資を実施した。