Sun Microsystemsは米国時間11月14日、高パフォーマンスなテクニカルコンピューティングに適した小型シャーシ「Sun Blade 8000 P」を発表した。
Sunが既にリリースしている「Sun Blade 8000」は、高さが33.25インチ(約84.46cm)と巨大で、Hewlett-PackardやIBMの競合製品をはるかに上回るサイズだった。一方、8000 Pの高さは中程度の24.5インチ(約62.23cm)で、一般的な業務コンピューティングより、コンピュータクラスタに向く製品となっている。
姉妹製品と同様、8000 PはAMDの「Opteron」プロセッサを搭載したブレードを最高10枚まで収納できるが、先行機種と比べて電源数は減り、I/Oもシンプルになっているという。8000 Pシャーシの価格は7495ドル、4プロセッササーバモジュールは1万4600ドルから。注文はすぐにでも可能だが、出荷は2月以降になる。
Sunは、x86サーバ「Galaxy」ラインのブレードサーバを提供することで、同社の成長市場への参入が進むと期待している。2007年には、同ブレードサーバにUltraSPARC「Niagara」プロセッサを利用したモデルが加わることを、Sunは明らかにした。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ