アシストは11月30日、同社が国内総販売代理店を務める韓国I-ON Communications製CMSパッケージ「NOREN4 Content Server」が、NECエレクトロニクスのイントラネット構築基盤に採用されたことを発表した。
NECエレクトロニクスでは、70ある部門のそれぞれが個別にイントラネットを構築・運用していたため、全社的な情報共有が図りにくい課題を抱えていた。デザインやフォントのガイドラインを設け、検索性を高めることも試みたが、手作業によるウェブページ作成の手間や、頻繁に行われる組織変更という課題は解決できなかった。
そこで同社は、運用の効率化と迅速な情報共有を目指し、2006年春よりCMS導入の検討を開始。NOREN4を採用し、7月から約3カ月で導入した。構築は、NOREN4の開発パートナーであるアイアクトが担当した。
テンプレートを作成することでデザインの統一を図り、検索性を強化したほか、週報や月報の差し替えを容易にするファイルのアップロード機能の追加、バックナンバーや情報の階層化なども実現した。
現在、20部門に展開されており、今後さらに50部門への拡大展開を図っている。