ネットマークスは4月25日、ネットワークに接続されたさまざまなシステムのログを集中管理するとともに、分析やレポーティングが行える装置「Network Intelligence ENGINEアプライアンス」を発表した。5月に販売を開始する。税別価格は620万円から。
この装置は、ネットワーク経由でスイッチやアプリケーション、サーバ、セキュリティツールなどのログを収集し、リアルタイムでモニタリング、分析、レポーティングできるアプライアンス製品。複数のログを統合して一元管理することで、ログ間の相関分析や時系列分析などが可能となる。
監視対象システムにエージェントを導入することなく、100種以上の機器からログを収集できる。ログの内容について任意の条件を設定し、アラート出力や、管理者へのメール通知、コマンド実行などが行える。レポート出力は、金融商品取引法(日本版SOX法)による規制などに対応した800種類以上のテンプレートで作成できる。
ネットマークスでは、同装置とストレージシステムによる「ログ統合管理ソリューション」を展開し、初年度3億円の売り上げを見込む。