マイクロソフトとJPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)は5月24日、セキュリティ分野で包括的な技術協力協定を結ぶと発表した。
協定の目的について、マイクロソフトらは「インターネットを介して発生する侵入やサービス妨害などの情報セキュリティインシデントに迅速に対応するため」と説明する。また、JPCERT/CCはこの協定による活動を、「情報セキュリティインシデントや攻撃手法の技術傾向や脅威度の分析などに関するソフト開発企業との協力スキームを構築するための第1歩」と位置付けている。
具体的には、マイクロソフトがJPCERT/CCに対して自社製品を技術的にサポートするとともに、情報セキュリティに関する情報提供を行う。さらに、緊急事態対処での協力や情報セキュリティの啓発活動にも取り組む。