バンダイネットワークスは7月23日より、携帯電話からデスクトップパソコンを遠隔操作できるテニック製のリモートアクセスシステム「KeyScope」を販売開始すると発表した。
KeyScopeは自宅やオフィスに設置されたPCを携帯電話からネットワークを経由して遠隔操作できるリモートアクセスシステム。システムは仲介サーバ用アプリケーション(KeyScope Server)、デスクトップパソコン用アプリケーション(KeyScope Client)、携帯電話用アプリケーション(KeyScope Admin)の4つで構成されている。
携帯電話の画面に自宅のデスクトップパソコンの画面が転送されるため、外出先からメールの送受信やドキュメントの確認、基幹システムの操作、スケジュール確認などができる。携帯電話の画像データは先読みするため、スクロール操作が可能なほか、NTTドコモのFOMA・Nシリーズ端末のニューロポインタ機能を利用した操作にも対応する。そのほか、セキュリティおよび管理機能も備えている。
同社ではシステムインテグレーション会社、システム開発・販売会社を中心に、初年度売上げ100セットを見込む。