9月4日、W3C(World Wide Web Consortium)はウェブサービスやSOAアプリケーションを機能拡張するためのウェブ標準「Web Services Policy 1.5」を、W3C勧告として公開した。
W3Cは、Web Services Policyによって、開発者はモジュール化された手法を用いて、安全な取引手続、高信頼性メッセージング、Web Services Addressingのメタデータといったさまざまな状況に応じた要件を満たすことができるようになるとしている。また、Web Services Policy 1.5を採用することで、SOA開発者は、サービスを分断したりより下層のサービス記述に修正を加えたりすることなく、サービスの拡張を行えるようになるとしている。
Web Services Policyの仕様作成にはMicrosoft、IBM、Oracle、Sun Microsystems、Adobe Systemsなどの大手企業が多数参加しており、その多くが自社製品への同仕様の実装を表明している。