インプレスR&Dのシンクタンク部門、インターネットメディア総合研究所は4月10日、インターネットデータセンターに関する調査を実施、結果を発表した。
発表によると、データセンター事業者の回線総量は「20Gbps以上」(32.7%)が最も多い。2005年と比較すると、最も多かったのは「10Gbps未満」(29.5%)で、20Gbps以上は18.2%にとどまっていることから、回線総量は増加傾向にあることがうかがえる。
10Mbps専有の回線月額費用では、「52万5000円未満」(39.5%)が最も多く、主流は2005年と変わっていないものの、「10万5000円未満」と「21万円未満」の合計で比較すると、2005年は6.8%に対し、2008年は34.9%と低価格化が進んでいることがわかる。
利用しているオプションサービスとしては、「回線の監視」(59.3%)が最も多く、次いで「サーバー機器類のリスタート」(53.9%)、「ファシリティーの監視」(48.4%)が続く。さらに、利用していないが、今後は利用したいオプションサービスとしては「ミドルウェアの再インストール」(25.4%)や「アプリケーションの再インストール」(25.4%)、「サーバーソフトの再インストール」(24.7%)が多く挙げられた。