Google Android用「Opera Mini 4.2」の正式版が米国時間1月28日から「Android Market」で提供されている。本リリースでは、ダブルタップ操作でファイルのアップロード、ダウンロード、保存、ズームイン、ズームアウトができるようになっている。
またAndroid端末のネイティブな入力システムを使わず、アドレスバーに直接URLを入力することも可能になった。そして、ベータ版では、ビデオの再生機能がサポートされていなかったが、他のモバイルプラットフォーム向けのOpera Miniと同様、本リリースより、ウェブページから動画を見ようとすると、メディアプレーヤーが起動する。
入力時にパスワードが表示されてしまう問題や、「Back」ボタンでアプリケーションを終了しようとすると応答が停止する問題も含めて、複数のバグも修正された。さらに、トラックボールへの応答が速くなったほか、ほとんどのページでフォントが拡大表示されて、字が読みやすくなっている。
同ブラウザの機能が一定の水準を満たすレベルになったことで、現在および将来のAndroidユーザーのエクスペリエンスは確かに向上する。Googleのモバイルプラットフォームに最初のブラウザを提供し、すべてのモバイルプラットフォームで独占的な地位を維持するOperaにとって、これは実に意義深いことである。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ