シトリックスとインテルが協業、クライアント用ハイパーバイザを共同開発

藤本京子(編集部) 2009年02月24日 17時23分

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 「次世代のノートPCは、仮想化機能が組み込み済みとなるだろう。ノートPCに搭載されるプロセッサの上にハイパーバイザが入り、個人用デスクトップイメージと仕事用デスクトップイメージが1台のPCで平行して走ることになる」。米Citrix Systems デリバリシステムズグループ 製品マーケティング担当シニアマネージャーのMichael Chang氏は、シトリックス・システムズ・ジャパンの開催したデスクトップ仮想化ソリューションの説明会にてこのように語った。

 Citrix Systemsは、米国時間1月27日付けで、Xenベースのクライアント仮想化ソリューションに関してIntelと協業することを発表している。次世代のノートPCに仮想化機能が組み込まれるというのは、Intelとの協業で進めている「Project Independence」(コードネーム)で実現するとChang氏は説明する。

 「Project IndependenceにおいてCitrixは、Intelと共同でベアメタルな(ホストOSを必要としないネイティブタイプの)クライアント側Xenハイパーバイザを構築している。このタイプのハイパーバイザを利用すると、高いセキュリティが保てるのはもちろん、パフォーマンスも高い」とChang氏は言う。

 プロジェクト名が「Independence」(独立)となっているのは、このハイパーバイザによって「システム管理者が負担から解放され、ユーザーをさまざまな制約から解放させることが可能なためだ」とChang氏。つまり、このシステム環境下では、1台のPCで個人用のPCと仕事用のPCのイメージが共存できるようになるが、IT部門は集中管理した仕事用の仮想マシンを各従業員のPCにデリバリーするだけでよく、インストールやアップデートの手間が省けることになる。また従業員側としても、仕事用と個人用のPCを1台で使い分けることができるほか、アプリケーションをローカル側で実行するため従来のPCと変わらないパフォーマンスが体感できる。

 このハイパーバイザは、Citrixの次期ソリューションとして製品化される予定で、2009年下半期にもIntelのOEMパートナーを通じて提供される予定だ。

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