Information weekやCNET Newsなどの報道によると、Tim O’Reilly氏が米国時間11月17日、ニューヨークで開催されたWeb 2.0 Expoで講演し、ウェブが「醜い時代に逆戻りしている」と発言したという。同氏は、そのオープン性をもって成長してきたウェブが近ごろ、各社の囲い込み戦争により分断化されていることに警鐘を鳴らしている。講演の中で同氏は、News Corp.がGoogleのリスティングを避けてニュースを独自に有料で提供する方法を模索していることや、AppleにおけるサードパーティーiPhoneアプリケーションの取り扱い方などを例に挙げた。
「醜い時代に逆戻りしている」--T・オライリー氏、ウェブの分断化に警鐘
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