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SAPジャパン、「超大規模」データ分析を可能にするDWH「Sybase IQ 16」を発表

ZDNet Japan Staff

2013-06-12 12:19

 SAPジャパンは6月12日、データウェアハウス(DWH)のデータベースエンジンSybase IQの最新版として「SAP Sybase IQ 16」の提供を、2013年第4四半期(10~12月)中に開始すると発表した。インメモリデータベース「SAP HANA」と連携し、構造化および非構造化データを含め、常時運用が求められるものと必要なときに利用するものを合わせた「超大規模」データを高速かつ安定的に処理できるようにする。

 SAPはSybase IQをHANAの「ニアラインストア」として位置づけている。ニアラインとは、情報システムの装置などの利用頻度などでオンラインとオフラインの中間の状態を示す用語。常時運用と即答性を求めるオンラインと、必要に応じて利用されるオフラインの中間というイメージだ。

 導入企業が、超大規模データ処理を伴う高速な応答性を要求される分析ではリアルタイム性に強みを持つHANAを利用し、それ以外ではSybase IQを使用するといった使い方を意図する。SAPは、独自のビジネス要件や技術要件、取り扱うデータ量に合った柔軟なデータ管理の選択肢を提供するとしている。

 Sybase IQ 16では、新たなデータ圧縮技術によりストレージ容量を削減し、パフォーマンスを向上させた。カラムストアのページ内部構造の変更によって圧縮効率が改善したという。また、I/Oを減少させ、効率的なデータアクセスを可能にしたとしている。

 内部処理を並列化することで、大規模データのロードパフォーマンスを向上。インデックスとカラムへのロードが、マルチスレッドにより同時に実行できるようにロードの内部処理を完全に並列化した。これにより、前版での「CPUの使用効率が変動する」「スレッド操作が複雑」といった課題を解決し、パフォーマンスを向上させたとしている。

 マルチ環境を利用するクエリ処理でさらなる効率化も図った。メモリ上のキャッシュリソースを有効活用する「データアフィニティデータ」は、組み込まれているハッシュアルゴリズムにより自動的にパーティション化され、サブセットに分割されるという。

 これにより、ハードウェアリソースの使用率とローカル処理が減少。また、マルチ環境でのクエリ分散が可能な場合は、各ノードのキャッシュの状態が新たに考慮されて振り分けられ、クラスタ間でのキャッシュリソースを有効活用するとのこと。

 ディレクトリサービスのLDAPとは、TLSで通信することでセキュリティを確保する。ロールベースでアクセスを制御して、権限付与操作を個別に設定できるようになることに加え、権限伝達の制御もできるようにした。

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