MSのバルマーCEO、ノキアの携帯事業買収は「OEM各社にも好機」

Don Reisinger (Special to CNET News) 翻訳校正: 湯本牧子 高森郁哉 (ガリレオ) 2013年09月04日 10時08分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 「Windows Phone」搭載端末メーカーは、ソフトウェアの提供を受けているまさにその企業と競争しなければならなくなったことに不満を感じているとの見方があるかもしれない。だがMicrosoftの最高経営責任者(CEO)であるSteve Ballmer氏は、異なる見解を持っている。

 Ballmer氏は米国時間9月3日、アナリストと報道関係者を対象とする電話会見で、Microsoftが72億ドルでNokiaの携帯電話事業を買収することは「OEMの機会を増やす」と考えていると述べた。OEMは業界用語で、デバイスメーカーを指す。同氏はまた、すでにOEM各社と話し合っており、今回の買収について意気込みを共有していると付け加えた。

 Ballmer氏は電話会見の中で、「私が今日話した多くのOEMは、自社のWindows Phoneへの投資について昨日よりも一層意気を高めている」と述べた。

 Ballmer氏は、NokiaへのROI(投資対効果)を確保したい点についても論じた。同氏によると、Microsoftの営業利益が損益分岐点に達するには、Nokia部門を通じて5000万台のスマートデバイスを販売する必要があるという。Nokiaが前四半期に販売したWindows Phone搭載端末は約750万台にとどまっており、Microsoftがこの重要な節目に到達するまでの道のりはまだ遠いことを示している。

 さらにBallmer氏は、この買収の正当性について触れ、同社の投資は確かに巨大かもしれないが、マーケティング効果の改善と、両社が並行するのではなく一体になって取り組むことを通じて、Microsoftはより多くの価値を顧客に示せるはずだと考えていると述べた。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んだ方に

連載

CIO
デジタル“失敗学”
コンサルティング現場のカラクリ
Rethink Internet:インターネット再考
インシデントをもたらすヒューマンエラー
トランザクションの今昔物語
エリック松永のデジタルIQ道場
研究現場から見たAI
Fintechの正体
米ZDNet編集長Larryの独り言
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
山本雅史「ハードから読み解くITトレンド放談」
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
松岡功「今週の明言」
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
大河原克行「エンプラ徒然」
内製化とユーザー体験の関係
「プロジェクトマネジメント」の解き方
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
セキュリティ
企業セキュリティの歩き方
サイバーセキュリティ未来考
ネットワークセキュリティの要諦
セキュリティの論点
スペシャル
ざっくりわかるSNSマーケティング入門
課題解決のためのUI/UX
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
「Windows 10」法人導入の手引き
ソフトウェア開発パラダイムの進化
エンタープライズトレンド
10の事情
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
Gartner Symposium
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
Microsoft Connect()
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
吉田行男「より賢く活用するためのOSS最新動向」
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
中国ビジネス四方山話
ベトナムでビジネス
日本株展望
企業決算
このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]