ラック、サイバー攻撃対策でセキュリティ研究組織を拡大--他企業と連携

山田竜司 (編集部)

2013-11-26 16:54

 ラックは11月25日、ほかのセキュリティ企業や研究機関と連携する「サイバー・グリッド・ジャパン構想」を発表した。日本企業や団体などの組織的な防衛活動の強化を目指す。

 サイバー・グリッド・ジャパン構想は、それぞれの専門分野に精通する技術者がそれぞれの分野を深掘りし連携することで、企業や官公庁の具体的なセキュリティ対策に応用するフレームワークだという。

 同社はサイバーセキュリティ実務に即した調査や研究を実施する組織を構成、安全保障や危機管理レベルのサイバーセキュリティを支援するため、新たに「ナショナルセキュリティ研究所」を新設。世界的な情勢や技術調査などから「サイバー戦」「サイバー攻撃」の実態把握を受け持つと説明する。

 構想にはまず、セキュアブレインやアズビル セキュリティフライデーが参加する。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    ChatGPTに関連する詐欺が大幅に増加、パロアルトの調査結果に見るマルウェアの現状

  2. セキュリティ

    迫るISMS新規格への移行期限--ISO/IEC27001改訂の意味と求められる対応策とは

  3. セキュリティ

    警察把握分だけで年間4000件発生、IPA10大脅威の常連「標的型攻撃」を正しく知る用語集

  4. セキュリティ

    いま製造業がランサムウェアに狙われている!その被害の実態と実施すべき対策について知る

  5. セキュリティ

    ランサムウェア攻撃に狙われる医療機関、今すぐ実践すべきセキュリティ対策とは?

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]