ラックは11月25日、ほかのセキュリティ企業や研究機関と連携する「サイバー・グリッド・ジャパン構想」を発表した。日本企業や団体などの組織的な防衛活動の強化を目指す。
サイバー・グリッド・ジャパン構想は、それぞれの専門分野に精通する技術者がそれぞれの分野を深掘りし連携することで、企業や官公庁の具体的なセキュリティ対策に応用するフレームワークだという。
同社はサイバーセキュリティ実務に即した調査や研究を実施する組織を構成、安全保障や危機管理レベルのサイバーセキュリティを支援するため、新たに「ナショナルセキュリティ研究所」を新設。世界的な情勢や技術調査などから「サイバー戦」「サイバー攻撃」の実態把握を受け持つと説明する。
構想にはまず、セキュアブレインやアズビル セキュリティフライデーが参加する。