富士通は2月25日、これまで提供してきたPaaSを「FUJITSU Cloud PaaS A5 for Windows Azure(A5 for Windows Azure)」に刷新して提供を開始した。Microsoftが2月26日から稼働させている日本データセンターから機能を提供する。
富士通は2011年8月からWindows AzureベースのPaaSを提供している。Microsoftの日本データセンター 開設にあわせて、サービス環境を移設した。Windows Azureの最新機能をMicrosoftと同一価格で富士通が提供することになる。
富士通が独自に提供する日本語サポートやA5 for Windows Azure上で稼働するアプリ、データバックアップ、運用監視サービスなども継続して利用できる。Microsoftが運営する日本データセンターの東日本と西日本という2つのリージョンに加えて、世界10カ所のリージョンを利用する際に構築から運用管理などをまとめて提供できるという。
A5 for Windows Azure 構成図
A5 for Windows Azure 提供構成図