MS、「Windows 8.1」と「Windows Server 2012 R2」のアップデート内容を予告

Mary Jo Foley (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部

2014-08-06 11:12

 米国時間8月12日にリリース予定のWindows 8.1およびWindows Server 2012 R2の2度目のアップデートに先立ち、Microsoftは次期アップデートでユーザーが利用できる機能を明らかにした。

 数カ月前までは、今回のアップデートにMini Start Menuと、Metroスタイルアプリケーションをデスクトップ内にウィンドウ表示し、実行する機能が含まれる予定だったが、2015年春にリリース予定のWindows 9(開発コード名:Threshold)まで見送られることになった。

 8月12日にWindows 8.1で行われる主なアップデートは、下記のとおり。

  • タッチパッドの精度向上:ユーザーは設定によりマウス接続中もタッチパッドをオンにしておくことができるようになり、タッチパッドの右クリックやダブル・タップ・アンド・ドラッグが可能になる。
  • Miracastの受信対応:独立系ハードウェアベンダーやOEMからの機器のドライバ向けにWi-Fi Direct APIが公開され、x86あるいはx64ベースバージョンのWindows 8.1で稼働する32ビットアプリケーション開発を可能にし、コンピュータをMiracast受信機として利用できるにする。
  • 必要最小限のSharePoint Onlineログインプロンプト:フェデレーションユーザーがSharePoint Onlineのサイトにアクセスする際に、最初のサイトで「Keep me signed in」チェックボックスに印を付けておくと以後のアクセスではログインプロンプトが表示されなくなる。

 Windows Server 2012 R2のアップデートは基本性能と信頼性を向上させるもので、既存ソフトウェアは作動検証や再認定審査なしで継続利用できる。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    2023年OTサイバーセキュリティの現状レポート--75%の組織が過去1年間に1回以上の侵入を経験

  2. セキュリティ

    サイバーセキュリティ強化に向けてマイクロソフトが示す実践的な指針を紹介

  3. セキュリティ

    5分でわかる「AWS WAF」--基礎知識から運用で陥りやすい3つの落とし穴までを徹底解説

  4. セキュリティ

    最前線で活躍するトップランナーと本気で考える、これからのサイバーセキュリティ

  5. 経営

    ガートナーが指南、迅速な意思決定を促す「AI」活用を実践する3つの主要ステップ

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]