Microsoftが人気のビジネス用電子メールアプリを開発したスタートアップAcompliの買収をまもなく発表するかもしれない。
正式に確定する前に買収報道が出回るのはよくあることだ。しかし、公式ブログの投稿から流出するというのは珍しい。米国時間11月27日にThe Official Microsoft BlogのRSSフィードで知れ渡ることになってしまった問題のブログ投稿には中身こそ書かれていなかったものの、そのURLは「http://blogs.microsoft.com/blog/2014/11/25/microsoft-acquires-acompli/」となっており、「MicrosoftがAcompliを買収」と読める文字列が含まれていた。このURLは現在、「We're sorry, but we can't find the page you're looking for」(お探しのページは見つかりませんでした)と記載された404エラーページを表示する。
米ZDNetのJames Kendrick記者は「Acompli」をレビューした際、BYOD(Bring Your Own Device)時代の「必須」アプリであると評価し、MicrosoftがiOS向けに提供するOutlookアプリの不足を補うものだとしている。主な特長としては、カレンダーが統合されていることや、多様なクラウドアカウントからのファイルが簡単に共有できることがある。しかし、Microsoftユーザーにとっての最大の利点は、「Microsoft Exchange」をサポートすることだ。同アプリは、MicrosoftがiOSと「Android」向けに提供する「Outlook Web App」の「Clutter」機能によって実現している賢い機能の一部も備えている。
同アプリはExchange以外に、「Office 365」「Google Apps」「Gmail」「iCloud」「Yahoo」「Outlook.com」「Hotmail」「Live」に加え、「Dropbox」「Google Drive」「Microsoft OneDrive」もサポートする。
ZimbraとVMwareの元幹部らが率いるAcompliは、2014年4月にiOSアプリをリリースし、続いて9月にはAndroidアプリをリリースした。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。