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AMDの次世代APU「Carrizo」の詳細が明らかに--電力消費量を大幅に削減

Adrian Kingsley-Hughes (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 川村インターナショナル

2015-02-26 14:50

 ノートPCおよび低消費電力デスクトップ向けのAMDの次世代AシリーズAPU「Carrizo」(開発コード名)は、エネルギー効率の改善と性能の向上を同時に実現している。

 Carrizoは28ナノメートルアーキテクチャを用いたx86 APUビルドで、AMDによれば、電力効率と面積効率の両方が最適化されるという。Carrizoは2015年中頃までにノートPCやオールインワンPCに搭載される見込み。AMDはこのほど、この新しいチップの詳細の一部を、International Solid State Circuits Conference(ISSCC)で明らかにした。

 Intelは、新型クアッドコアプロセッサ「Broadwell」の出荷をほぼ同時期に開始する見込みだ。

  • 前世代プロセッサ「Kaveri」とほぼ同じダイサイズに、トランジスタを29%多く搭載。
  • 新しいx86コア「Excavator」は、1クロックあたりの命令数を増加させると同時に、40%の電力低減を実現。
  • 専用電源を備えた新しいGPUコア「Radeon」。
  • 専用のオンチップH.265ビデオデコード。
  • 性能とバッテリ持続時間をともに2桁の増加率で向上。
  • AMDの高性能APUで初めて統合サウスブリッジを採用。

 AMDが電力消費を抑えるために考え出した方法の1つが、チップの使用する電圧を最適化することだ。Carrizoは、CPUとGPUの両方で電圧を適応的に運用する機能を用いて、「演算性能にはほとんど影響を与えずに」、電力をナノ秒レベルで調整している。これによって、電力消費量をGPUで最大10%、CPUで最大19%削減する。

 Carrizoはまた、「Adaptive Voltage and Frequency Scaling」(AVFS)と呼ばれる新しい電力技術を搭載している。これは、特許取得済みのシリコン・スピード・ケイパビリティ・センサと電圧センサを、従来の温度および電力センサとともに使用することで、「それぞれのAPUが特定のシリコン特性、プラットフォームの挙動、運用環境に適応できるようにする」ものだ。

 AVFSによって、電力消費量が最大30%削減される。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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