7月29日の「Windows 10」発売に向け準備を進めるMicrosoftは、同新OSに対する、さらに複数のアップデートをリリースした。
MicrosoftのOSグループ担当エンジニアリングゼネラルマネージャーを務めるGabe Aul氏は米国時間7月23日、「PC向けWindows 10のビルド10240に対する新しいアップデートが現在、Windows Updateで提供されている」とツイートした。Build 10240は、Windows 10の正式リリース前の最新かつ最後のビルドだ。そのため、Microsoftは、このビルドをできる限り堅牢なものにするべく、アップデートのリリースに力を注いでいる。
23日にリリースされた2件のアップデートは、同社サポート技術情報の文書番号「KB3074679」のセキュリティアップデートと、Intel HDグラフィックス用の新しいドライバだ。セキュリティアップデートの説明には、「Microsoft製品に、ユーザーのシステムに影響を与える可能性があるセキュリティ問題が発見された」という一般情報以外にほとんど何も記されていない。Intel HDグラフィックス関連の方は、Intelの統合型グラフィックスプロセッサを搭載するPC用のドライバをアップデートする。筆者は、Microsoftの内蔵アンチマルウェアソフトウェアである「Windows Defender」のアップデートも発見した。このソフトウェアは、新しい定義ファイルによって定期的にアップデートされている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。