Googleの次期「Android」の正式名称が明らかになった。「Marshmallow」だ。
次期「Android」は2015年5月、年次開発者会議Google I/Oで発表され、これまでは「Android M」とのみ呼ばれていた。
GoogleはこれまでのAndroidのアップデートで、アルファベット順にスイーツにちなんだ名称を付けている。例えば、最新バージョンは「Lollipop」で、その1つ前は「KitKat」だ。Marshmallowは2015年秋にリリースされる予定だ。
Androidは、Googleにとって非常に重要な事業である。Androidは、サムスン、HTC、Motorolaといったメーカーが製造する世界中のスマートフォンの80%以上に搭載されている。またAndroidはGoogleにとって、ユーザーがスマートフォンで検索やマップ、「YouTube」といったGoogleのサービスを利用するよう導く手段でもある。
Marshmallowには、複数の主要な新機能が導入される予定だ。刷新されたモバイル決済サービスである「Android Pay」は、スマートフォンを使用して、アプリ内と小売店舗の両方で商品の支払いができる機能だ。Googleのデジタルアシスタント「Google Now」の新機能「Now On Tap」も搭載される。この機能は、Appleの「Siri」と同じように、スマートフォンのホームボタンを長押しすることで、Google Nowにアクセスできるというものだ。GoogleはNow on Tapで、ユーザーに関する豊富なデータを利用して、ユーザーのその時点での活動に基づく有益な情報を提供する。例えば、今読んでいるメールの内容を理解したり、利用しているドライクリーニングを把握したりする。
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この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。