編集部からのお知らせ
宇宙ビジネスの記事まとめダウンロード
記事まとめ「テレワーク常態化で見えたこと」

アップル、個人情報漏洩のおそれがある複数アプリをApp Storeから削除

Daniel Van Boom (CNET News) 翻訳校正: 編集部

2015-10-13 10:11

 Appleは米国時間10月8日、ユーザーのプライバシーを侵害する可能性があるとみなした複数のアプリを同社のApp Storeから削除した。

 問題のアプリの多くは、広告ブロック機能を採用したものだ。これらのアプリでは、ルート証明書をインストールすることで、アプリ内の広告をブロックできるようにしている。しかし、ルート証明書を使用すると、ユーザーの個人情報にサードパーティーがアクセスすることも可能になる。

 Appleの広報担当者は、次のように述べた。「ルート証明書をインストールする複数のアプリをApp Storeから削除した。ルート証明書は顧客のネットワークデータの監視を可能にするもので、SSL/TLSのセキュリティを低下させることに利用されるおそれがある。現在、それらアプリの開発者と協力して、顧客のプライバシーとセキュリティを危険にさらすことなく、アプリを早期にApp Storeへ復帰させられるよう作業中だ」

 今回の削除措置の3週間前には、マルウェアに感染した中国製アプリが20件以上もApp Storeで発見されている。Appleが厳しく管理するApp Storeにこれほど多くの感染アプリが入り込んだことは過去に例がない。

 今回削除されたアプリの開発者は、悪意があるとは見なされておらず、Appleはアプリの新バージョンをApp Storeに復帰させようとしている。ルート証明書をインストールするプログラムは、ユーザーのインターネット上での活動を監視することが可能で、ユーザーの通信のみならず財務に関するデータまでがアプリのサーバへ送られるため、開発者やネットワークプロバイダーによってデータが監視される可能性がある。

 Appleは削除したアプリの数やアプリ名を明らかにしていない。だが、コンテンツブロックアプリの「Been Choice」はTwitterを通じて、同アプリが削除対象に含まれていたことを明らかにし、現在、Appleのセキュリティ基準に適合するようにアプリを修正し、再提出するための作業中だとしている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

特集

CIO

モバイル

セキュリティ

スペシャル

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. クラウドコンピューティング

    MITスローン編著、経営層向けガイド「AIと機械学習の重要性」日本語版

  2. クラウドコンピューティング

    AWS提供! 機械学習でビジネスの成功を掴むためのエグゼクティブ向けプレイブック

  3. クラウドコンピューティング

    DX実現の鍵は「深層学習を用いたアプリ開発の高度化」 最適な導入アプローチをIDCが提言

  4. セキュリティ

    ランサムウェアを阻止するための10のベストプラクティス、エンドポイント保護編

  5. セキュリティ

    テレワークで急増、リモートデスクトップ経由のサイバー脅威、実態と対策とは

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]