GitHubは米国時間2月10日、ソースコード管理ソフトウェア「GitHub Enterprise」の最新バージョン、「GitHub Enterprise 2.5」をリリースした。この最新版の最大の特徴は、クラスタリング構成による運用が可能になるなど、大規模開発への対応を強化したことだ。また画面のデザインも改良され、ナビゲーションが容易になった。
今回のアップデートでは、1万人を超えるような大規模な開発チームでも、アクセス集中によるパフォーマンスの低下や作業の衝突などが起こりにくいことを目指した改善項目が目立つ。
同社はGitHub Enterprise 2.5の特徴として、次の5つを挙げている。
クラスタリングの導入:数万人規模の開発チームでの利用に対応するため、サーバをクラスタリングし負荷分散ができるようにした。ただし、この機能を導入した場合は管理リソースも追加する必要がある。
キャッシュインテンシブな内部処理を実装:処理を改善して、大規模な開発チームにより同時に大量のデータアクセスが発生した場合でも、パフォーマンスの低下が起こりにくくなった。
ブランチの保護機能:Enterprise 2.4では、開発チームが安全に並行作業を進められるようにブランチの保護機能が導入されたが、新バージョンではこの機能を利用するためのAPIのプレビュー版が利用できるようになった。
画面デザインの改良:レポジトリ画面のレイアウトが単純化され、ナビゲーションが容易になったほか、サインオン画面もシンプルになった。
Subversion対応の改善:「Subversion」のバージョン1.8および1.9に対応し、新しいバージョンのSubversionクライアントでも、最新の機能を使用してGitHubを利用できるようになった。
詳細についてはリリースノートを参照してほしい。