NECは、生体認証PCログオンソフトウェア製品2種「指ハイブリッド認証ログオン」「NeoFace Monitor」を強化した。生体認証とパスワードを組み合わせることでPCログオン時の認証強度を高める二要素認証を実現。いずれも5月31日から出荷を開始している。
二要素認証の流れ
強化した生体認証PCログオンソフトウェアは、生体認証が持つ忘れない、なくさない、盗まれないというセキュリティ性に、従来のパスワードによる認証を組み合わせるもの。自治体や企業などで求められているPCログオン時の本人認証を厳格化し、セキュリティと利便性を両立した認証環境を実現する。
2製品の特徴は以下の通り。
- 指ハイブリッド認証ログオン(二要素認証対応)
NECが開発した、指紋と指静脈を同時に用いて認証する「非接触型指ハイブリッドスキャナ」を用いる生体認証PCログオンソフトウェア。
機能強化では、指紋および指静脈認証にパスワードを組み合わせた二要素認証により、厳格な本人認証を可能にした。PCからマイナンバーなどの重要情報にアクセスする際などに、なりすましによるPCの不正利用の防止が求められる、高セキュリティ要件のシステム環境でのPC利用者の厳格な本人認証に適しているという。
指ハイブリッド認証