SAPジャパンは6月30日、人材採用支援機能「SAP SuccessFactors Recruiting Posting」の提供を開始した。世界トップクラスの人材を見出し、信頼関係を築き、雇用したいと願う企業にとって貴重なツールになると説明。人材採用管理機能を提供するSaaS「SAP SuccessFactors Recruiting」の一機能になる。
SuccessFactors Recruiting Postingは80カ国以上の求人掲示板、大学や専門学校、ソーシャルネットワークなど3000以上のソースに求人情報を投稿できる。大企業から中小企業まで規模を問わず、優れた人材を短期間で確保できるようになり、世界トップクラスの人材を効率的に採用できると説明している。同機能は、分析機能を備えたグローバル求人投稿ソリューションで、ソーシングプロセス全体を視覚化し、ベストの候補者を獲得するための費用と時間を削減できるとしている。
SuccessFactors Recruitingでは「SAP SuccessFactors Recruiting Marketing」と「SAP SuccessFactors Recruiting Management」といった機能も利用できる。
前者のSuccessFactors Recruiting Marketingは、あらゆるデバイスをサポートするユーザーフレンドリーな応募者向けソリューションで、人材のパイプラインを築き、積極的な応募者だけではなく、受動的なケースも含めた世界中の応募者との関係を構築できると説明している。
後者のSuccessFactors Recruiting Managementは、モバイルでの申し込みから面接日時設定、オンライン採用通知に至るまで採用プロセスを合理化し、ビジネスニーズに最も適した人材を雇用するための業務を効率化できるとしている。