ビジネス向けコラボレーションプラットフォーム「Slack」に、チームのメンバーと共有画面を通じてやり取りできる新機能が加わる。

提供:Slack
Slackは現在、1日あたりトータルで600万人のアクティブユーザー、200万人の有料ユーザーを抱える。2017年のビデオ通話用画面共有機能のリリースに続く、このインタラクティブな画面共有機能によって、同社の通話サービスのポートフォリオは一層強化される。
Slackは2年ほど前にScreenheroを買収して以来、SlackにScreenheroのサービスを組み込んできた。今回、SlackにScreenheroの機能がすべて搭載され、ユーザーは2つのツール間を移動する必要がなくなる。
Slackによると、Slackの通話内におけるワークフローを合理化するため、米国時間12月1日にスタンドアロンアプリとしての「Screenhero」を廃止するという。まだSlackの有料ユーザーになっていないScreenheroのアクティブユーザーは、60日間試用できるという。
インタラクティブな画面共有機能を使用するには、Slackの通話機能から画面を共有し、「Share control of your screen」(画像のコントロールを共有)ボタンをタップする。参加者にはそれぞれ自分用のカーソルが表示され、共有画面のコンテンツのどこでも入力や編集、スクロール、クリックができる。画面を操作しない場合も、閲覧中の参加者は、共有画面上に一時的な図形を描いて、画面の特定の位置に注意を引き付けることができる。
Slackによると、画像共有ツールには共同での編集やデザイン、プログラミングのほか、顧客サービスの対応やトラブルシューティングなど、使用に適したワークフローがあるので、ベータテスターから多くのユースケースが寄せられたという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。