編集部からのお知らせ
オススメ記事選集PDF:MAツールのいま
「これからの企業IT」の記事はこちら

Flash Playerにゼロデイの脆弱性、韓国で悪用攻撃発生

ZDNet Japan Staff

2018-02-02 13:05

 米Adobe Systemsは2月1日、Flash Playerに未修正の脆弱性が存在すると発表した。既に韓国ではこの脆弱性を悪用したサイバー攻撃が確認され、Adobeは2月5日からの週内に修正版をリリースすると説明している。

 Adobeによると、脆弱性はメモリ使用解放後の不適切な処理に起因するもので、Flash Player 28.0.0.137を含む以前のバージョンに存在する。攻撃者は、この脆弱性を悪用するための細工したFlashコンテンツをOfficeファイルに埋め込み、メールで送り付けた相手に開かせることで、遠隔から任意をコードを実行できるようになるという。

 韓国のセキュリティ企業Hauriのセキュリティリサーチセンター ディレクターを務めるSimon Choi氏はTwitterで、北朝鮮が2017年11月中旬に、韓国に対するスパイ活動を目的としてこの脆弱性を悪用する攻撃を仕掛けたと報告。ツイートにハングル語のOfficeファイル画像を添付し、脆弱性悪用コードが仕掛けられた部分を指摘している。


脆弱性を悪用するハングルのOfficeファイルの画像(Simon Choi氏のツイートより)

 なおChoi氏は、脆弱性は最初の感染者が復号鍵を使用する際にしか悪用できないと解説し、攻撃者が遠隔から任意をコードを実行するには制約を伴うとの見方を示した。

 Adobeは脆弱性の深刻度を「Critical」に指定。修正版をリリースするまでの回避策として、Flash Playerをアンインストールするか、単独でアンインストールができないWindows 8.1/10のInternet Explorer 11、Windows 10のMicrosoft EdgeおよびGoogle ChromeではFlash Playerの無効化を推奨する。また、Officeファイルを「保護ビュー」で開くことでも攻撃の影響を緩和できるとしている。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

特集

CIO

モバイル

セキュリティ

スペシャル

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. クラウドコンピューティング

    AWSが提唱する、モダン分析プラットフォームのアーキテクチャと構築手法

  2. クラウドコンピューティング

    AWS資料、ジョブに特化した目的別データベースを選定するためのガイド

  3. セキュリティ

    Zero Trust Workbook--ゼロ トラストの先にある世界を知るためのガイダンス

  4. セキュリティ

    「ゼロトラスト」時代のネットワークセキュリティの思わぬ落とし穴に注意せよ

  5. クラウドコンピューティング

    データ駆動型の組織でビジネスの俊敏性を実現するには?戦略的な意思決定とイノベーションを両立へ

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]