IBMは米国時間4月25日、商用量子コンピューティングサービスの活用方法を探求するコミュニティー「IBM Q Network」の拡張を発表した。ノートルダム大学やフロリダ州立大学、バージニア工科大学を含む北米の大学などが新たに参加するという。
IBM Q Networkは学生向けのカリキュラムの開発とともに、学究機関との共同研究に向けたパートナーシップの醸成を目的としている。既に発表されているデューク大学やハーバード大学、ウォータールー大学に加えて、上述した大学のほか、ニューヨーク州立大学ストーニーブルック校と東京大学も同プログラムの参加リストに加えられている。
IBMによると、各大学は異なった分野や観点で同プログラムに参加する。ニューヨーク州立大学ストーニーブルック校は量子テクノロジ分野で働くために必要となる教育に焦点を当てており、ノートルダム大学は化学分野や物理分野、工学分野における量子コンピューティングアプリケーションに目を向けており、バージニア工科大学は量子化学分野向けの新しいアルゴリズムを研究する。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。