米求人サイトGlassdoorは米国時間6月19日、企業の最高経営責任者(CEO)を対象とした2019年度「Employees' Choice Awards」(従業員が選ぶ最高のCEO賞)を発表した。米国版の10位までのランキングには、大手IT企業のCEOら5人が名を連ねている。トップの座についたのは支持率99%を獲得し、2018年の78位(従業員からの支持率は92%)から大きく順位を上げたVMwareのPat Gelsinger氏だった。4位は同じく支持率99%を獲得したT-MobileのJohn Legere氏で、その後にAdobeのShantanu Narayen氏、MicrosoftのSatya Nadella氏が続いている。LinkedInのJeff Weiner氏は2018年と同じく8位だった。
100位までのランキングには、SalesforceのMarc Benioff氏とKeith Block氏(17位)や、WorkdayのAneel Bhusri氏(22位)、DocuSignのDaniel Springer氏(27位)、SAPのBill McDermott氏(31位)、Cisco SystemsのChuck Robbins氏(40位)、GoogleのSundar Pichai氏(46位)を含め、10名を超えるIT企業のCEOが含まれている。なお、Benioff氏とSpringer氏は2018年にはトップ10に入っていた。
FacebookのMark Zuckerberg氏は94%の支持率で55位となり、2018年の16位から大きく順位を落とした。それでも、(おそらくは驚くべきことに)Zuckerberg氏はAppleのTim Cook氏よりも上位に付けた。Cook氏は92%の支持率で69位だった。
Glassdoorによるとこのランキングは、企業評価を提供してくれた従業員からの匿名のフィードバックに基づくものだという。
SAPのBill McDermott氏はCEOの中でただ1人、米国版、英国版、カナダ版、ドイツ版の4カ国でランクインした。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。