日経統合システムは、Pivotalのアプリケーション開発・運用基盤を採用したと発表した。DevOps人材の育成やPivotal Platformの運用支援、クラウド移行・マルチクラウド環境の構築といった一連のサービスを12月に開始する。
サービスの概要(出典:報道資料)
日経統合システムは、1987年の設立以来、日本経済新聞社グループの情報インフラを預かるデータセンター事業を中核に、近年ではサイバー攻撃に備えたセキュリティソリューションやロボティックプロセスオートメーション(RPA)を活用した業務効率化を支援している。
Pivotal Platformは、クラウド環境に対応したアプリケーションの開発・実行基盤。日経統合システムは2019年6月に採用した。グローバルの大手企業で採用実績がある点、デジタル時代に合った開発方法論を持っている点、マルチクラウド環境で稼働する点などが評価された。
同社は、Pivotalのパートナー制度である「Pivotal Ready Partner Program」を11月に締結している。自社の変革を実行するとともに、そこで培ったノウハウを日経グループと外部企業へ事業展開していくこととした。