会議室の稼働率向上を目指す「Envoy Rooms」--使用状況確認や予約を容易に

Allen Bernard (Special to TechRepublic) 翻訳校正: 編集部

2020-02-21 07:45

 ワークプレイス製品を手がけるEnvoyは先ごろ、新製品、既存のワークプレイス製品を統合するコネクテッドプラットフォーム、開発者が統合を製品に組み込むことを可能にするAPI、顧客がワークスペースをより効果的に追跡および管理できるように支援する分析ダッシュボードを発表した。

 「従業員が職場に期待することが大きく変化している」とEnvoyの最高経営責任者(CEO)兼共同創設者のLarry Gadea氏は述べ、「従業員は自分の生活をより効率的にするパーソナルテクノロジーに慣れており、オフィスでも同じ体験を望んでいる。言い換えると、私たちの自宅はスマートになっている。従業員は、職場もそうなるべきだと感じている」と続ける。

 ワークプレイスプラットフォームに対するEnvoyのビジョンには、将来的にはデスクホテリング(従業員が使用するデスクを予約すること)、ドアアクセス、およびウェイファインディング(目的地にたどり着けるように支援すること)製品が含まれる可能性があり、同社は今後、それらの製品をリリースする予定だ。

 「このプラットフォームは、新しいワークプレイス製品群のコネクテッドスイートであり、オフィスワークをすべての人にとってより良いものにするために設計された」とGadea氏。「プラットフォームを拡張しながら、Envoyはデスクを見つける、ドアを開ける、オフィス周辺のウェイファインディングなど、オフィス周りのすべての日常的な問題に引き続き対処していく。これにより、従業員はオフィスで起きるすべてのことを1カ所で管理できるようになるだろう」(同氏)

 新製品の「Envoy Rooms」は会議室の予約およびチェックインシステムで、利用可能な部屋を提案したり、予約された部屋が使われていないことや空いたことを特定して、数分後にその部屋を解放し、ほかの従業員が再予約できるようにしたりする。Envoy Roomsには、デスクトップやモバイル、Slack、「Microsoft Teams」「iPad」からアクセスできる。

 Roomsの目標は、使用されていない会議室を解放することだ。Envoyによると、従業員の40%近くは、使用されていない会議室やそのほかの不便に対処するために、1日に少なくとも30分を費やしているという。

 「会議室は厄介な問題だ」とGadea氏は述べ、「例えば、利用可能な会議室が常に不足していると感じることは多いが、予約された会議室の少なくとも5室に1室は使用されない。人々が単純に姿を見せないこともあれば、面倒くさがって部屋を解放しないこともある」と説明する。

 Envoyは、Envoyのすべての機能を1つのインターフェースに統合した新しいモバイルアプリ「Envoy Mobile」もリリースする。従業員は、「Envoy Visitors」製品を使っての来客の出迎えから、「Envoy Deliveries」での荷物の受け取り、Envoy Roomsを使用しての会議スペースの予約まで、あらゆることの通知を受け取ることができる。

 もう1つの新しい機能は、ユーザーがワークスペースの使用状況を把握できるように支援する分析ダッシュボードだ。来客の頻度、荷物の量、部屋の使用などのデータを1カ所ですべて確認できるようになる。

 Envoyのワークプレイスプラットフォームには、新しい統合ビルダーも含まれているため、開発者はEnvoy製品の社内プラグインやカスタムプラグインを構築して、SlackやMicrosoft、「Aruba」などの外部アプリケーションと接続することができる。

 「当社の目標は、オフィス用のOSを開発することだ」とGadea氏。「そのOSは、ユーザーの使用するさまざまなテクノロジーのすべてがシームレスに連携するプラットフォームである。われわれが想像する未来の世界では、オフィスがユーザーのニーズを先取りし、ユーザーが最高の仕事をできるよう、束縛から解放してくれる」(同氏)

 Envoyによると、同社の製品はSlackAsanaPinterestWarby Parkerなどの企業を含む1万3000以上の場所で使用されているという。

提供:ikhwan abdullah, Getty Images/iStockphoto
提供:ikhwan abdullah, Getty Images/iStockphoto

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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