Microsoftは4月1日から、「Microsoft 365」に現場で働く従業員向けの新プランを追加すると発表した。同社はすでに「Microsoft 365 F1」と呼ばれる現場担当者向けのプランを持っているが、今回追加されるのは新しい低価格プランで、料金は1ユーザーあたり月額4ドル。
提供:Microsoft
現場担当者はデスクのない場所で働く従業員で、例えばサービス業や顧客と直接接する仕事をしている人がこれにあたる。現場担当者は、「Office 365」やMicrosoft 365のユーザー数を増やそうとするMicrosoftにとって重要な顧客層の1つだ。
米国時間3月19日のMicrosoftの発表によれば、現在のMicrosoft 365 F1プランはMicrosoft 365 F3に名称が変更され、新たに「Microsoft 365 F1」という名称で新プランが追加される。このプランは、従来のF1プランから機能を削った廉価版だ。
現在のF1ユーザーは自動的にF3に移行し、料金(1ユーザーあたり月額10ドル)やサービス内容に大きな変更はない。
Microsoftは「Office 365 F1」の名称も「Office 365 F3」に変更する。同社は公式に、「SKU番号は変わらず、SKUの名称と説明のみが変わる」と述べた。ユーザー側では何もする必要はない(Twitterで上記の情報を提供してくれたCarl Knecht氏(@rialtus)に感謝する)。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。