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キヤノンMJ、RPA導入で年間7万時間の作業を効率化

NO BUDGET

2020-04-03 11:09

 キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)は、RPA(ロボティックプロセスオートメーション)ソフト「UiPath」を100種類の業務プロセスに導入し、年間7万時間の作業時間を効率化した。同社は自社導入で培ってきたノウハウを生かして、キヤノンMJグループ各社のUiPathライセンス販売、ビジネスプロセスアウトソーシング、コンサルティングを推進していく。

 同社では、2018年3月に専任チームを立ち上げ、現在もマーケティング推進本部に設置されたBPM(ビジネスプロセスマネジメント)推進部が、RPAのセンターオブエクセレンス(CoE)として導入・運用の全社ルールを策定し、RPA化すべき業務を選定するとともに、業務部門に対する実際のRPA導入・運用サポートを行っている。

 キヤノンMJグループにおいて、UiPathを導入した「保守契約決裁」業務では、4つの異なるデータベースから必要な情報を抽出して決裁に必要な書類一式をPDF化する業務を自動化した。これにより、6人分およそ1万2000時間の工数を削減した。さらに、自動化に伴って業務プロセスを見直したことで、東京・大阪と拠点が分かれて担当していた業務プロセスの統一化と品質基準向上に寄与した。

 また「サービスパートナー向けレポート」業務では、事務機のサービスパートナーとの定期ミーティングで使用する報告レポートの作成を自動化した。従来は、パートナーごとにフォーマットが異なっていたこと、報告書に必要なデータが複数のシステムに分散していたことなどから、エリアサービス担当者が個社ごとにレポートを作成して、1件当たりの作業に平均で2時間近くを要していた。この作業を自動化することで、年間6700時間以上の削減が見込まれている。

 UiPathを選定した理由として同社では、「UiPath Orchestrator」による統合管理や「UiPath Studio」による優れた開発生産性に関する機能的優位性を挙げている。また「UiPathアカデミー」をはじめとする自己学習用コンテンツなどの充実したサポートも採用の決め手となったという。特に、UiPath Orchestratorによる一元管理と可視化の有効性は、全社統一ルールの下でRPAを展開、活用していく上で高く評価された。

 今後、同社では、定型業務へのUiPathの適用をさらに進めるとともに、AI(人工知能)による画像認識とUiPathの連携による自動化など、RPAとAIによる自動化なども推進する予定だ。

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