トヨタ子会社、製造現場でのローカル5G活用を検証

NO BUDGET

2020-06-25 07:00

 トヨタプロダクションエンジニアリング(TPEC)は、総務省から自営等BWA(Broadband Wireless Access)の免許交付を受け、製造現場に対する次世代無線アーキテクチャーの検証を開始した。「超高速」「多数同時接続」「超低遅延」の3つの特徴を持つ5G(第5世代移動体システム)ネットワークを製造現場に用いることで、設備の予防保全や異常検出・原因究明、デジタル化・可視化、光ケーブル敷設費用削減などの実現が期待できる。

 同検証では、無線エリア設計や免許申請支援、システム構築、運用保守は、日鉄ソリューションズ(NSSOL)が担当し、無線設備はノキアソリューションズ&ネットワークス(ノキア)が提供している。

 4G/5Gネットワーク機器(コア、基地局)と運用監視システムは、ノキアのクラウドサービス「Nokia Digital Automation Cloud」(NDAC)を採用している。NDACは既にグローバルで120社以上の実績を有しており、プラグ&プレイ型のためスモールスタートが可能。NDACを用いることで、顧客の製造現場で発生する各種データを社内に閉じて、セキュアに収集・蓄積・活用することが可能となる。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

マイナンバーカードの利用状況を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]