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NVIDIAが「Ampere」アーキテクチャーの新GPUなど、多数の新製品を発表

Natalie Gagliordi (ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部

2020-10-06 13:29

 NVIDIAは米国時間10月5日、グラフィックス、AI(人工知能)、エンタープライズコンピューティングおよびエッジコンピューティング、ロボット工学、リモートコラボレーションなどの分野に着目した多数の新製品を発表した。同社がオンラインで開催中のイベント「GTC 2020」では、ビデオ会議ストリーミング用AIクラウドプラットフォーム「Maxine」や、ビジュアルコンピューティング向けに開発された「Ampere」アーキテクチャーの新型GPU、「CloudXR」のAmazon Web Services(AWS)での提供開始、デザインコラボレーションプラットフォーム「Omniverse」のオープンベータ開始など、数多くの発表が行われた。

 同イベントでは、Ampereアーキテクチャーに基づくNVIDIAの最新GPUとして、「RTX A6000」と「A40」が発表された。NVIDIAによれば、A6000はビジュアルコンピューティングの新時代に向けて設計されたもので、Turingアーキテクチャーの「Quadro」の後継製品になる。A40(同じカードのパッシブ冷却版)はRTX 6000およびRTX 8000の後継製品という位置付けになるという。

 音声、動画、会話などを処理するAIサービスによって、ビデオ会議を改善するクラウドプラットフォーム「Maxine」も発表された。このツールには、NVIDIAのGPU上で実行されるAIを使用した動画圧縮技術が使用されており、ビデオ通話に必要とされる帯域を大幅に削減することができる。NVIDIAによれば、Maxineの動画圧縮技術を使用すると、H.264の圧縮規格を使用した場合に比べ、ビデオ通話に必要な帯域が90%減少するという。

 このプラットフォームでは、顔の向きや視線の修正、背景ノイズの除去などのビデオ会議で多くの人が苦労している問題を解決できるのに加え、対話型AIサービスの「NVIDIA Jarvis」を使用した翻訳、キャプション、書き起こしなどのサービスも利用できる。

Maxineの機能

 またNVIDIAは、デザイン、ロボット工学、自動運転車、メディアおよびエンターテインメントなどの分野向けに設計された、コラボレーションやシミュレーションのためのプラットフォームである「Omniverse」を発表した。このプラットフォームは、多くの企業で採用されているPixarのシーン記述フォーマットである「Universal Scene Description」(USD)をベースにしており、リモートで作業をするチームが、文書をオンラインで共同編集するのと同じように、同じプロジェクトでリアルタイムに協力しながら作業を行うことができる。Omniverseは2020年秋にオープンベータが開始される。

 「OpenVR」を使用したあらゆるアプリケーションのAR/VR(拡張現実/仮想現実)体験を構築し、無線で配信できるNVIDIAの「CloudXR」プラットフォームがAWSで利用できるようになることも明らかになった。

 CloudXRは今後、NVIDIAのGPUである「V100」と「T4」に対応している「Amazon EC2」の「P3」および「G4」のインスタンスで利用できるようになる。AWSで提供されるCloudXRは、数カ月以内にプライベートべータが始まり、2021年の早い時期に一般提供(GA)が開始される予定になっている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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