Slack、異なる組織間のダイレクトメッセージ機能を2021年に追加へ

Rae Hodge (CNET News) 翻訳校正: 佐藤卓 長谷睦 (ガリレオ)

2020-10-08 12:55

 Slack Technologiesは米国時間10月7日、企業向けコミュニケーションツール「Slack」に2021年にかけて追加予定、または追加を検討中の新機能を紹介した。

 まず、プライベートの招待リンクを知らせることにより、異なる組織間でダイレクトメッセージ(DM)をやり取りできる機能を2021年に追加する。また、チャンネルのバックグラウンドで継続する音声通話に手軽に参加および退出できる機能や、Instagramのストーリーのように動画メッセージを共有できる機能も検討中だ。

 チャンネルの新たな音声通話機能は、誰かのオフィスに立ち寄って会話したり、廊下での会話がブレインストーミングに発展したりする状況の再現を目指したものだという。「チャンネルに新たに追加される音声オプションは、仕事をしている場所にかかわらず、企業にとって何よりも重要なクリエイティブな仕事の流れを取り戻すための新たな手段になると私たちは考えている」と、Slackはこの日のブログで述べた。

 動画メッセージ機能は、定例のビデオ会議のように決まった時間に集まることなく、より柔軟なやり方で情報共有を可能にするものだという。

Slackのロゴ
提供:homas Trutschel/Photothek via Getty Images

 異なる組織間で特定の相手とダイレクトメッセージをやり取りできる機能は、6月にリリースされた「Slackコネクト」の一環だ。これにより職場での電子メールの利用頻度が下がる可能性がある。

 「例えば、ベンダーとのプロジェクトの初期段階で、チャンネルはまだ立ち上げていないものの、先方の1~2名のメンバーと調整を始めたいとします。こんな時、SlackコネクトDMならすばやくコミュニケーションを始められます」と同社は説明している。この機能は2021年初頭にリリース予定だ。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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