プリンスホテル、「3D間取りデータ自動生成サービス」導入--施設の魅力を発信

NO BUDGET

2021-05-14 15:54

 プリンスホテルは、同社が運営する会員制リゾートホテル「プリンス バケーション クラブ」に、伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)が提供するVividWorksの「vrTours3D」を導入した。CTCが発表した。

プリンス バケーション クラブ 三養荘の客室(乙女)の3D間取り(左)とパノラマウォークスルーの画像(右)(出典:CTC)
プリンス バケーション クラブ 三養荘の客室(乙女)の3D間取り(左)とパノラマウォークスルーの画像(右)(出典:CTC)

 vrTours3Dは、360度パノラマカメラの画像データから3Dの間取りデータを自動生成するクラウドサービス。市販されている360度パノラマカメラで撮影した各客室の画像をAI(人工知能)が解析し、2Dや3Dの間取りデータを自動的に作成する。

 CTCは、2015年からVividWorks製品を取り扱っており、今回は、同サービス導入前のコンサルティングや各施設の3D化に向けた撮影も支援した。

 同サービスにより、施設の全体像、各客室の内装や窓から見える景色、室内の什器などを、3DやパノラマVR(仮想現実)を使って表現でき、プリンス バケーション クラブの3施設を紹介するウェブサイトで、パノラマウォークスルー画像にvrTours3Dを使用して施設の魅力を伝えることができる。

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