デジタルエクスペリエンス管理ソフトウェアを展開するSitecoreは8月12日、同社の日本法人サイトコアの代表取締役、カントリーマネジャーに藤本英俊氏が就任したと発表した。今回の就任により同社は、コンポーザブルプラットフォームを通して顧客企業におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)の支援を強化するという。
サイトコアの代表取締役、カントリーマネジャーに就任した藤本英俊氏(写真提供:サイトコア)
藤本氏はSitecore入社以前、Anaplanで鉄鋼、非鉄金属、石油化学などのプロセス製造業界向けのセールス、パートナービジネス責任者を経て、プロセス製造業、食品消費財業界、製薬業界のリージョナルバイスプレジデントを務めた。それ以前はSAPジャパンで製造業界を担当するアカウントマネジャーとして、統合基幹業務システム(ERP)やクラウドビジネス、新規事業開発を担当。また、富士通では製造業界を担当するアカウント営業としてシステムインテグレーション(SI)やコンサルティングビジネスに従事した経験がある。
Sitecore アジア太平洋地域担当プレジデントのJoey Lim(ジョーイ・リム)氏は次のようにコメントしている。
「当社は急成長を続けており、特に日本は非常に大きな成長の可能性を秘めた地域である。われわれは、高品質の製品とサービスを期待する日本のお客さまの声に常に耳を傾けている。藤本氏のような経験豊富なリーダーをSitecoreのチームに迎えることができ、大変嬉しく思っている。彼なら日本企業のSaaSソリューションに対するニーズを理解し、ビジネスゴールの達成に貢献できると確信している」
藤本氏は「Sitecoreは、最先端の技術による優れた製品と能力のある人材を有する魅力的な企業。日本と欧州におけるエンタープライズIT企業や、上場を果たしたスタートアップ企業での経験を生かし、日本のビジネスがさらに成長できるよう、チームと共に尽力していく」と述べる。